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2010年1月 1日 (金)

『保健室登校』


矢部崇『保健室登校』

「異能の新鋭」って、なんかカッケェ。
2作目出版おめでとうございます。(ついでに、あけましておめでとうございます)

今回、学校が舞台ということで、「強い風が吹くと巻き上がった小石の粒が足に痛いほど叩きつけられた」「ぱちりと音がして芯の先が消えた」「手書きの大きな時間割表が右肩を頂点に傾いた」「机の脇の水道管に動く生徒がゆがんで映った」「椅子を引き摺るぼーうという音がした」などの描写がとっても素敵だなと思いました。
で、一番やられたのは「可絵子は大和を見ずそのまま校長先生を見ていた」の一文でしょうか。
あと、この学校の英語のテキストが超好きです。

本年もよろしく。

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